ふきのとう160828

個人的な興味とひらめきからEssences in Japan のコミュニティページを作ったばかりの翌日、予想外の反響にすでに広げてしまった風呂敷をたたむことができない状況に尻込みしていました。
私の中で確信があったのは、”今でしょ”というサインと、わくわくするような期待感だけで、そのサインに忠実に従ったのでした。
重要なのは、その時期に乗ること(企画した2つのワークショップも同じ原動力から生まれています)であって、私個人の知識とか習熟度は関係ないと思えたのです。
とは言え、明子さんのリーディングによるキーワードにもあったようにーここで腹をくくる必要があり、自分の発したことの余波に責任を持たねばならないと感じていました。

2015年、新な始まりの時に出来たふきのとうのエッセンス。
今の私に必要だと思って調合ボトルを作って摂り始めました。
このエッセンスを旅先で作った直後に起きたことは、思えば私の人生で繰り返されて来たパターンのひとつでした。

ふきのとうをつくったときに感じたものの中に、癌保険のCMソングのメロディーがありました。
それが気になって毒性について調べることになりました。
確かに、フキノトキシンという発ガン物質が含まれること、
それよりも花粉に対して強いアレルギー反応が人によっては出ることがわかりました。
そのことから、
「興味本位でエッセンスなど作ってはいけなかったのだ」
とすぐに後悔することに。
そしていくら瞑想してもエッセンスに触れることができずにいました。

この先どう生きてゆこうかとじっくり考える為の一人旅の途中、そこで思い出したものは三つ子の魂的な私の原点でした。
それを思い出したことは大きな歓びであり、その後にあきらかになったことによっておきた落胆との落差は大きく感じました。
乱高下する血糖値のようでもありますし(自身に該当します)、生まれた時が東洋占術で言うところの空亡・墓にあたることを思い出さずにいられません。
何かを始めようとすると問題が起きて諦める。
そのようなことがこれまで繰り返し起きて、自我を通すにしろ諦めるにしろ、絶えず葛藤がありました。

最初が肝心とコミュニティページについて忙しく思いめぐらせていた8/28夜中、祖母が転倒し怪我をしました。
8/30水星が逆行をはじめました。
そのことを知ったとき、なぜこのタイミングで立ち上げなどしたのだろう?
先に知っていたらこのタイミングではやらなかったと思いました。

しかし、もともと蕗の薹のエッセンスに過去を掘り返すようなニュアンスがあると思えるので、
むしろ逆行期の前にまにあわせたかったのかもとも思えました。
そして乙女座新月を迎えると、(逆行期は続いていますが)もうふきのとうは必要ないと感じました。
私自身使い手として少しずつ日本のエッセンスに学んでゆけば良いのだと落ち着きました。

今回受け取ったこと

腰にぽかぽかと温かい感触
第三の目に光
頭上に太陽のような光源

私のことを憶えていますか?
私とあなたとの出会いはこの地(北海道ニセコ)でなければなりませんでした
それはあなたの中にこの地と響き合う魂が存在したからです
そしてふきのとうの花は、あなたを励ます為に呼びかけに応えました
あなたに必要なのはさきがけとなること・・・

寝不足が続いていたので、何度か挑戦したものの、途中で眠ってしまった。

状況・行動としてこの時期起きたこと
このエッセンスを摂り始めてから、まったくといっていい程毎日の瞑想に気持ちが向かなかった。
現実的なアクション、行動力への専心
Back to Basic (バッチ、アロマテラピー)新月前までの流れとして感じていたこと
早起き  エッセンスを作ったときも5時起きだった

1-IMG_5166

作った場所が北海道ですので、アイヌの伝承など調べてみると・・

フキノトウはアイヌ語で「マカヨ」と呼ばれる。
ほかに「バッカイ」(秋田蕗バッケの由来)と呼ばれることがありますが、子どもを背負う姿から名付けられているそう。
生でも焼いても食べたとあります。
葉は止血に、根ははしかや水疱瘡の薬として、また、産後に根を煮た汁を母子ともに飲ませたともあります。
葉柄は食用で、保存食にもなりました。
傘にしたり、小屋を建てるのにも用いたそうです。
また、植物学上の雄花を雌matne-makao、雌花を雄pinne-makaoと呼んでいて、柔らかいmatne-makaoを食べていたのだそうです。

アイヌと自然デジタル図鑑
http://www.ainu-museum.or.jp/siror/densho/?page=book&book_id=P0026

北海道のフキは大きなラワン蕗、秋田蕗として有名ですが、作ったフキノトウがそのものだったのかは定かではありません。
周囲に生えていた葉はまだ小さく、本州の山に自生する蕗と変わらない様に見えました。

数少ない日本原産の野菜・山菜であり、キク科の植物。
大きな特徴としては、水の多い所を好む。花が先に咲き、花茎が伸び、葉は後から生えてくる。野菜として食される部分は葉柄であり、茎は地下茎となって横に伸びる。雌花は受粉後花茎を延ばし種はタンポポのように綿毛となる。

『フキノトウになった女の子』 という話がありました。カムイユーカル(神謡)を児童書にしたもののようです。
http://www.frpac.or.jp/children/
美しいアイヌモシリ(大地)に魅せられ天から降り立つと嬉しさのあまり舞い続け、風を起こしコタン(人の村)を破壊してしまいました。
兄神の怒りに触れ地獄へ落とされ、天に帰りたいと願い6年かかって地表に顔を出すとフキノトウになっていましたという悲しいお話。

降り積もって硬くなった雪の下で地表に出る準備をしている期間に受ける重みー幼少期の抑圧された経験と言われた東さんの言われたことも腑に落ちます。
フキノトウが地表に顔を出し、陽光を一身に受けて葉が開かれるとすでに莟は準備万端整っています。
深い悲しみの後の、その様子は歓びであると思います。
・勇気をくれる
・元気づけてくれる
と言ったキーワードを寄せてくれた人も。

余談ですが、、
「老いしアイヌの歌」北原白秋 青空文庫
詩人として名前しか覚えが無かったのですが、強く惹かれる詩ばかりでした。
海豹と雲
老いしアイヌの歌
http://www.aozora.gr.jp/cards/000106/files/52353_48552.html

蕗の薹エッセンスについての最初の記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA