花は心の友 − ファー・イースト・フラワーエッセンス

ミニ講演会、行って来ました。
このエッセンスシリーズの背景にある意図がどんなものなのか、楽しみにしていました。

バッチ博士のフラワーレメディの流れを汲み、36本のレメディに続く−−より人の霊性に働きかけるエッセンスシリーズを意図されたそうです。
博士の足跡、レメディを作った順や体系を俯瞰すると、全人類のアーキタイプである12ヒーラーズ以降に作られたものの中に木の花が多くあることがわかり、そこからより霊性に働きかけるのが木のエッセンスであることが見いだされるとのことでした。

その話を聞き、わたしの中ではこのように消化されました。
草と木の違いを考えれば腑に落ちます。
木はより大きく背の高い存在です。地上を見下ろす、あるいは宇宙を仰ぐ高い視点がそこにはあります。
そして同じだけ深く地中に根ざしています。(ところで、根と幹・葉はどちらが先に成長するのでしょう?)
しっかりと支える根で地上とコミットする必要があるのだとわかります。
その根で地中でネットワークを作って意思疎通もしています。
人も霊性の高みへと人が昇ろうとする時、そのような木の持つ特質が助けになるのでしょう。

はじめこのラインナップを見たとき、いわゆる皆が親しみを感じる身近な草花というよりも”歩いていて山を分け入ったら出会った花、道に迷っていたら知らない花を見つけた”という印象があったのはこのためなのだと思いました。
たとえ初めて知る花であったとしても、この日本の土地で長く人々と関わって来た植物の特質には、先祖からの霊線・肉体的には遺伝子の身体の記憶の中に潜在的に響くものが存在するのではないかと想像します。(あくまで想像です)

ファー・イースト・フラワーエッセンスには万葉集に出てくる花が多く含まれています。
それらの植物は日本人の文化・風習に根付いた植物、日本人と長く関わって来た−−長い間日本に生きてきたことから、日本人の為に働きたいという献身的な意志・メッセージが感じられるとプロデュースに携われた東さんは語ります。

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12の花ごよみシリーズ は、言葉の通り、日本の自然界のサイクルを12に分けることによってファー・イースト・フラワーエッセンスの体系としたそうです。
そして色も揃えたかったそうですが、12のエッセンスで両方を叶えることは難しく、その他のエッセンスとして12本の中に欠けていたピンク、グリーンの花のエッセンスがあります。
その他のエッセンスは9種ありますが、それらのエッセンスは今後また新しい体系の中に組み込まれていくかもしれないとおっしゃっていました。
私もまだ試していないエッセンスがほとんどですので、1年かけてこの花ごよみを体験してみようかと思います。

講演中各エッセンスの解説の際に、1分程度写真を見つめその間に花のメッセージを感じてみる時間がとられました。
聞きながら、書きながら、短時間で集中は難しかったのですが、私の受け取ったものをいくつかシェアします。

梅 私の心はこの地とともにある
オオシマザクラ 私にはこの地を愛する理由がある
ヤマブキ あなたの心の扉を開けて交流しましょう
チャノキ 私と遊びましょう

ひとつひとつのエッセンスのメッセージ・特徴については、共著された浅田典子さんの詩的なコラムと共にハンドブックに詳しく書かれていますし、臨床をされた皆さんの記事もたくさんシェアされていますので、ぜひ参考にされてください。

また、花の分類から特徴を大きく把握したり比較考察し、それらをコンビネーションエッセンスを選ぶ際に活かす方法などお話されました。
時間が足りず割愛された内容も多かったので、次回の講演会を楽しみにしたいと思います。
(写真を撮って良いのかわからず、すっかり撮りそびれてしまいました)

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