下弦の月〜新月への出来事

スケジュールが変更になったおかげで『君の名は』を再び観ることができました。
そしてぽっかりと空いた隙間に、昨日は一年前の夏至の頃に作ったエッセンスを使ってみました。
Journey on 私の魂のものがたりのエッセンスです。

あの時はずっと歌い続けていました。
今回は明らかに違うサウンドで、調整が行われていました。
そしてその最中に、ここのところ考えていたことへの落とし所が見つかりました。

いつもそれは予感としてやってきます。
ちょうど今の仕事に就いて一年が経ちました。
この仕事はそれまでの条件を捨てて”旅行”という心踊るキーワードで検索し見つけたのでしたが、
旅には出ずに旅の出発点である東京駅で地下深くへと何度も行き来し足腰を鍛え、そして駅で行き交う人とすれ違い会話するという仕事でした。
副産物は1年で8kgのダイエット。
それももう終わりだという予感がしていたところへ、とうとう心の中で啖呵を切るような出来事が起こりました。

しかし、です。
最低限のベーシックインカムを維持するのに大事な仕事でした。
やっと仕事にも慣れてきたのに、、でも今以上にコミットする気持ちは生まれませんでした。
いくつかの出来事はまるで腰の重い私を動かすための尻叩きのように思えました。
もちろんその後気持ちは落ち着きましたが、既にハイアーセルフに宣言した後でしたのでそれを取り消しはしないことにしました。

すぐに辞めたら(まだまだ軌道に乗っていない)自分の活動で稼げるようにならなければ、どうやって?と心は焦りました。
けれどもエッセンスの調整によって、「まだ自立には程遠いかもしれない。でも、どんな形であれ次の変化を受け入れることが必要なのだ」と着地することができました。

外に買い物に出ると、それまで気づいていなかった近所の木々を再認識しました。
ここに住んで5年、すっかり把握しているつもりだったし、年々切られて減っていく木に悲観的になっていたのですが「こんなところにこんな木があったのか、ここにはすずらんも」と気づきました。
いくつかのアイデアも浮かびましたが、この後切り替わりでどう変化するかわからないので一日寝かすことに。

そして今朝、新月を迎え日食を体験しました。
ユキノシタのワークは私だけのものとして終わったようなので、
『海獣の子供』を観に行きました。
星と海とクジラの歌とーーそして手元の青い石たち
帰りには温泉に浸かり海の中を想像したり。

わかっていることは、このソファに根を生やしていてはダメだということ。
とにかく旅に出るのだと。