Don’t put the photo on facebook!

Emerson college在学時の恩師Andrewは写真を撮るたびそう声をあげ、19年ぶりで同じカレッジで過ごした仲間と共に笑いました。
そんな訳で、写真はありません。

私が最後に会ったのは19年前なのですが、実はそれ以降も毎年来日して各地のシュタイナースクールやアントロポゾフィ協会でレクチャーやワークショップをしていたそうですが、知らずにいました。
今回仲間の一人が偶然私のBlogを見つけ、集まりに呼んでくれたという訳です。

私はヨボヨボのお爺さんになったアンドリューを想像していたのですが、変わらないvoiceとhumor、そしてa bit of ironyーーむしろ一回り大きくなったお腹のアンドリューと再会を喜びました。

Emerson Collegeは今も同じ場所に存在しますが、その中身は私たちがいた当初とは全く違うものになったと聞きました。
それでも何千人もの卒業生が世界に散りそれぞれの場所でAnthroposophyを胸に生きていることに希望を感じると彼は言っていました。
最後に、長年日本を訪れて変化した彼の気づきと、私たち日本に芽を出した種への課題ともなる問いかけを彼は残して行ったのですがーーそれは20年前に私たちが持った「問い」そのものを改めて問い直されたのです。
「なぜ今日本(アジア)にChristianityなのか?Anthroposophyが重要なのか?」
私たちには予感がありました。
これは何かとても大切なことに触れているのだと。だから惹かれてここまでやってきたのだと。でもスタートしたばかりでクリスマスが近づくこの頃、宗教観や文化の違いにモヤモヤとしていたのです。
当時そんなアジアの学生のために彼は何度かディスカッションの機会も持ってくれたのを覚えています。

「Anthroposophyはヨーロッパという土台に、その言語や文化を通じて最初にもたらされたけれど、決してヨーロッパのためだけのものではない。
Anthroposophyは人類にもたらされたものだ。それをそのまま輸入するのではなく、日本でどう実現できるのか考えて行動してほしい。」

そして、いつも私たちの中心にいて要になってくれている天鼓さんの言葉が響きました。「今こそ外に開いて、私たちにできることがあるんじゃないか」

私個人にとっては、エッセンスのプロジェクトを勇気付けてくれ、話をできる仲間も現れました。
ああ、そうか。
findhornのphaseが終わってこれから学びなおすのはSteinerなんだ。
彼こそは目に見えない霊的世界のことを人の霊的真実をこの地上に伝えた人だから。
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