薮椿

内なる女神を呼び覚ます『椿』ファー・イースト・フラワーエッセンス 12の花ごよみシリーズ
一月に雪で中止になりましたが、昨日この講座が開かれました。
12の花ごよみ、一月の花です。

講師はガイドブックにコラムを書かれている浅野典子先生。

フラワーエッセンスサロン「Peaceful Heart」
日本ホメオパシーセンター東京立川

を主宰されています。
昭和記念公園近くにひっそりと佇む隠れ家サロンです。
世界のフラワーエッセンスが広く集められ、大切にカップボードの中に眠っているのです。
きっとあなたを癒すエッセンスとの出会いが待っています。

さて、講座を受けて、刺激を受けたのは”プルーヴィング”です。
プルーヴィングと自分だけが受け取っているもの、そして反応など識別がなかなかできませんでした。
この一年は、そこにフォーカスをして学んでいこうと思います。

早速ヤブツバキのプルーヴィングをしてみます。

「プルーヴィングをします」と意図して、ストックボトルから直接舌下にスプレー。
2時間の間に7回ほど

・ふとテレビをつけようと思い、スイッチを入れると「越路吹雪物語」というドラマをやっていました。
いや、プルーヴィング中なのにテレビはダメでしょう、と一度切ったのですが、ヒントがあるのかもと再びつけました。
そこでは越路吹雪がエディット・ピアフの愛の讃歌を聴いてショックを受けていました。
そのことを友人に話して聞かせる時、「私はエディットピアフに殺されたのよ」と言っています。
そして毎晩通いつめるうちに、自分の歌を見つけ日本語で愛の讃歌を歌うと決意し、そして新しい恋–愛も見つける。という内容でした。

 

・テレビといえば、昨夜は夜中にビクトリア女王のドラマを観ていました。
19歳で女王に即位したばかりのビクトリアが首相に恋をします。

・胸が締め付けられるような微かな圧迫感

・サイナス? 鼻の付け根奥と耳の繋がりのあたりで何か起きている感じ

・喉に違和感 (一番体感としては大きかったです)

・歌を口ずさむ それは子守唄のような悲しいメロディでした。女性全体の根底にある悲しみのように感じました。

・プッチーニ「トゥーランドット」の”誰も寝てはならぬ”という曲が頭の中に流れ出しました。
最初にタイトルから、椿の花が冬に咲くのは光に敏感で休眠が浅いからだということを思い出しました。
そして歌詞を調べると、世界の民謡・動揺 というサイトを見つけました。
http://www.worldfolksong.com/classical/puccini/nessun-dorma.html

興味深いサイトなのでぜひ読んで欲しいのですが、はしょりますと・・
愛に硬く閉ざされた心を開く がテーマです。
しかし、そのために人の命が犠牲になります。

花首ごと落ちる椿の花がある意味死を連想させるように、椿の表現する愛の中には命をかける、落とすというものが含まれるように思います。
ロミオとジュリエットもしかり、、

母もまた、子を産むときに生死の境を垣間見るのでしょう。
慈しむ母性というよりは命を捨てて守る、そのような母性。

(葉のお茶からは、玉露などに通じるアミノ酸系の滋味を感じます。
椿油の独特の匂いもまた、この茶の匂いに近いものを感じます。微かにですが、カモミールやパクチーのようなちょっと臭い感じ。)

・新たな歌を口ずさみました。
この歌はテンポも弾むようで、音程も高く、若い女性のような印象の歌でした。
そこには先ほどの悲しみは泣く、むしろ心踊るような、そんな感じです。

・江戸時代に園芸種のブームが訪れた という話から
江戸時代には庶民の間に表現というものが開花した時代のように思えます。
椿だけでなく、桜、金魚や鯉の品種改良、お伊勢参り、
そして現代の東京に感じる”流行”という気質もこの頃始まったのではないかと想像したりします。
(外国に暮らすと、日本ほど多くの人が流行りに乗り、ファッションを気にし、雰囲気に流されるのが珍しいものに感じられます)

・そのくっきりとした花の姿、肉感、それは形にあらわすという意思でもあると思えます。
色とりどりの花びらは感情のはっきりとした発露であり表現です。
そこに曖昧さはありません。けれども奥行きがあるのです。
表しているものの陰にある深みが。

形を与える。
成就する。
愛を与えるとは、命を吹き込むことであると言えるかもしれません。

全体に振り返ると、やはり「表現」する。「受肉」する。ということにフォーカスが行く感じがします。
昨日の講座でも、浅野先生は予想外?にご自分の感じられたことをたくさんお話されて、私を驚かせました。
いつも奥ゆかしい先生が、昨日は花カードの椿のようにむっちりと感情をあらわにしていたような^^

今日はここまで。