八月の花

8月の花は『しなやかにゆれる紅紫色の風 山萩』そして芙蓉でした。

典子先生は季節の花が折々に咲く宮城野に育ち、そしてとりわけこの萩のゆれる風景が幼い頃の記憶の中にあると話してくれました。

私たちの記憶をたどる時、喜びや悲しみの風景の傍にいつも花が咲いています。
その花々は長い時間をかけてその地に根付き、子孫を増やし、命を繋いで来た存在です。
日本に生きる花々はこの地に生きるすべを知っているのです。

この半年、エッセンスを摂りながら確信したことがあります。
自然に刻まれる時とは、宇宙の時の映し鏡であるということです。
地球に降り注ぐ日の光と星の輝きーー宇宙からのエネルギーを植物は知り、その響きの中で使命を持って花を咲かせているのです。

今年は明らかに季節が早くーー加速して巡っていることに私たちは気づいています。
その原因は物理的原因(温暖化を引き起こしているもの)と考えていますが、異常気象も含め上記のように考えるなら、宇宙の時間は加速し次元の隔たりを自由に行き来できるようになりつつあるーーこれまでの長く続いた轍から外れ始めているのではないかと思うのです。
あるいは過去>現在>未来と一方向だと思われていた時間の概念は古いものであったことを多くの人が感じ始めているから、と言い換えることができるかもしれません。
人もまた自然の一部であり、宇宙の全てを包含する一片だからです。
過去からの轍をなぞっていたのがこれまでの人の意識だとするならば、そのの引力が消えかかっているのが今かもしれません。

打ち上げ花火の中で好きなものがあるのですが、その一つがーー火花の一つ一つがランダムにクニュクニュとユニークに散るものです。
その動きは晴れた日に青空に見えるプラーナにも似ています。
生命とはその光の粒の一つ一つのようなものなのかもしれません。
ちょっと話がそれましたが、植物は大地に根をおろしながら宇宙と呼応して生きていることを私たちに見せてくれているのだと感じます。

また、フラワーエッセンスは自然療法として知られていますが、より量子的、多次元的な波動療法です。
粒子化された情報は観察者(ハイアーセルフ)の意図によってその期待される結果(着地点)が変わるのではないだろうか。
私個人はフラワーエッセンスについてそんなことを感じています。

講座に視点を戻します。

知識を入れる前にプルーヴィングを行います。
その人が花と対面した時にーエッセンスを摂った時に感じたことをシェアします。
それは植物とその人とのアルケミーが起こる瞬間です。
逆説的ですが、その人の肉体的資質、ファカルティ、精神状態、霊的使命を通じてしかエッセンスを受け取れませんから、自分が感じ得なかった”エッセンス”を他の人のシェアからは学ぶことができ、そのエッセンスの全体像をおぼろげながら浮かび上がらせることができます。

講座では日本の文化・歴史の中でどのようにその植物が受け取られてきたか、人が植物の本質を知らず識らずのうちに感じ取りその恵みを享受し、そしてどう表現してきたかという知識に触れることができます。
知識もその植物について、あるいはフラワーエッセンスについて大きな視点を得る助けになります。

そしてトリートメントボトル作り。
これはエッセンス初心者の方にはややハードルが高いかもしれません。
本来はこのことだけについて取り上げても連続講座を開けます。
ペンデュラムの使い方で講座もできてしまいます。
自分にあったエッセンスを選ぶこと、コンビネーションエッセンスの組み立て方、エッセンスの調和について、セルフケアについて、家族のケアについて、経過観察について、そのようなこと全てがプラクティショナーのトレーニングコースや長い間の経験を通じて得られる知識であるからです。
あるいは個人の資質、その意図、癒しや治療についての考え方によってもアプローチが違ってきます。

自分で作るトリートメントボトルは典子先生が用意してくれた美しいギフトーーセルフケアへの入り口だと思っていただけたらと思います。
もし疑問や難しさに対面したら、必要なサポートを受けてください。

抱えている問題についてプロの見立てでエッセンスを選んでもらうには個人セッションがあります。
安心できるプライベートな空間でーーカウンセリングを通して自分では気づけない大きな視点からアドヴァイスを受けることができますし、世界中のエッセンスから選択肢は無限です。

エッセンスについて学びたい場合はーーその人に合わせて教えてくれるセルフケア講座も立川のサロンでは受けることができます。
ワークショップでは個人の疑問や要望にすべて応えることはできませんし、自己流でコンビネーションして使ってみても効果を感じられないで終わる場合もあります。
そんな時はご自身のペースで個人教授を受けてみるのもお薦めです。

浅野典子先生のサロンはこちらです https://ameblo.jp/tokyotachikawahom/entry-12343441707.html

日本のフラワーエッセンス、ファー・イースト・フラワーエッセンス への扉を開くーー12の花ごよみの講座は毎月開催されています。
神楽坂、そして高津でも。

神楽坂での開催については
facebook Journey on  イベントぺージをご覧ください。

神楽坂の特徴は・・古民家のリラックスした雰囲気の中でエッセンスに触れていただけます。
そして日本のいくつかのブランドのエッセンスのお試しも(要予約)できます。

P.S.
この日はボトルを私も作らせてもらいました。
今摂っているレンゲショウマと併用しても良いものという設定で。
パシフィック Blue Bell
アラスカン Blue Poppy

左手でサーチして掴むスタイル^^
ラベルを見てカナダやアメリカで拡がるの山火事のことを思い出しました。
広い範囲の森が焼け、人々の暮らしにも影響が出ています。
山萩は山火事の熱で地中に眠っていた堅い殻を割り芽を出します。
焼き払われた野に最初に芽を出すーーそれは世界もへの奉仕だと講座の中で教えられました。

日本では山火事の印象は薄いのですが、山焼きや野焼きが行われていたりします。
炎によって芽生える使命、そして長い間秘められた情熱。

自分にはこの情熱が足りないと感じてもいますが、山萩も芙蓉も女性性のキーワードに少し気後れします。
反対のものを統合するエナジー。
青と赤
人の中に流れる血
山萩のマゼンタ(紫)は赤と青の統合の色
臓器で言うなら心臓 
『心臓は内なる支えを与える』体と意識を繋ぐ四つの臓器 ヴァルター・ホルツアッペル著 
 上橋菜穂子さんの 鹿の王 (萩の反対のものとしての鹿)
 最近読んでいる2冊の本です。 

Blue Poppy は 大いなるものへの奉仕。
Blue Bellは はのど、肺経、腎経 古い束縛、バカにされる恐怖の解放。

まずはこの2本を摂って青から赤へ・・山萩&芙蓉を摂ろうと思います。