蕗の薹

4月に北海道・ニセコへ旅行に行った時、ひょっとして桜のエッセンスが作れるのではと思い、ボウルやボトルを持参していました。
札幌では桜がちょうど満開を迎えようとしていましたが、車窓からも見え、到着した地で私を迎えたのはふきのとうでした。
この時、初めて実際にフラワー・エッセンスを作ってみることをしたのです。

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ところが、作ったもののいくつかの課題が出て来て−日光不足と毒性についてでしたが、それをひとりで見極め解決することができませんでした。

そこで、FFEトレーニングに参加されていて、ご自身も『ほしのしずく』 フラワー・エッセンスのプロデューサーである水谷明子さんに助けを求めました。
ふきのとうのエッセンスのリーディング、リサーチをお願いしたのです。
約2週間の服用期間を経て、レポートにしてくださいました。

ほしのしずく ~エッセンスがはこぶ光と智慧~ Facebook
神戸六甲でセッションの他様々なワークショップやイベントコーディネートもされています。

私がエッセンスを作ったときの覚書—————–
蕗の薹 雄花

2015 年 4 月 28~29 日 北海道虻田郡ニセコ町

■作った環境について

28 日に周辺を散策しながら蕗の薹でエッセンスをつくろうと決めました。
水は甘露水という近くに湧き出している湧水を使用しました。
実際につくったのは 29 日の早朝で、6 時~南のベランダに置いておきました。(花を採取した場
所の近くです)
早朝でしたので雲がかかっていましたが、2 時間程そのまま置き、後に直射日光の差す東側の室内窓辺に移し 1 時間置きました。
十分な日光を得られたのか気になります。

■植物の毒性について

受け取ったインスピレーションの中で、がん保険の CM 曲が流れました。
気になって帰宅後に調べると、蕗の薹は発がん性物質を含んでいるということでした。
生で食べすぎるとお腹をこわすこともあるそうです。
花に個体差があるのも気になり、雄花と雌花があることを後に知りました。
少なからず毒性を持つ植物はありますから、事前に調べておかねばならないと学びました。
ストックや飲用の希釈度であれば問題は無さそうですが、どうでしょうか?
(つくりたてを直接飲んだときにも問題はありませんでした)

■観察とアチューンメント

Gathered
太陽の光を集める
早熟 目を出した時から蕾をつけている
天からのエナジーを一身に受けて集める
太い茎 体感 ゆるぎなさ
熱を地面に伝え雪を溶かす 融解促進
足もとの幸せ
Home
癌?アフラックの CM 音楽
誘導灯
足下から照らす
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以下は、レポートをいただいてわかったことと気づき、その後服用して得られたメッセージです。

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【フキノトウのエッセンス : キーワード】水谷明子さんのリーディング・リサーチより一部を引用

新たな行動力の源泉の開放
(童心の純粋な喜びを思い出す、勇気・決断力、集中力、実行力)

■飲用による短期的変化
グラウンディング 飲むそばから、下半身にエネルギーが下りる。第1、第2チャクラ。
突破力 物事を突き進めるために足を踏ん張るときの力
肚をくくる 丹田周辺に力が入る、なにかをやるからには肚をくくるという感覚
ピリピリした刺激 ボトルを持っても、飲用しても、ピリピリとした刺激が全身皮膚表面を走る、緊張感?

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このキーワードを読んだ時、腑に落ちました。
あの場所は、山懐からこんこんと水が涌き、温泉も湧く土地でした。
そして羊蹄山の山肌には噴火口が3つ連なるのが見え、マグマも噴き出した地でした。

もうひとつ大きく腑に落ちたことに、「子どもの頃の感情の抑圧」がありました。
このエッセンスを作ろうと決め、作るまではワクワクしてとても楽しかったのです。
隣の温泉まで足を延ばしてひとりで歩いたのは遠足のようで、(小さい頃から遠くへ行きたいという衝動があり、子どもにしては遠くまでよく遊びに行っていました。)けれども帰宅して調べてみると、とたんにそんな風に思いつきでしてはいけないのだと咎められたように感じ、急にエネルギーが下がり、以来どうして良いかわからなくなってしまいました。
この出来事もまたエッセンスを摂った翌日のことであり、エッセンスを理解するプロセスの一部だったのだということを理解しました。
ネガティブな体験にも大事な意味があり、そのエッセンスを知る手がかりなのだということ。
本来、摂り続けていれば解消してゆくことに気づいたかもしれないですね。

毒性については、問題無さそうだとのことでしたが、
皮膚刺激があるということがわかりました。
この原因は花粉によるアレルギーでありそうだと考えています。
これからも、この点についてはリサーチと学びが必要です。

明子さんのまとめられた文章を読みながら、ひとつひとつの観察や感じたこと、起きたことに丁寧に注意を払い、
全体を通して明確なメッセージとしてキーワードを紡ぎだすこともまた、”エッセンス”を作ることなのだとわかりました。
そして、焦りから私はこの植物のエッセンスを聴くということを言葉を聞くことと誤解していました。
花は本来言語を介さずに意識を伝えるすべを持つ存在であるのに。

その後、スージーさんのセッションを受け、そのことも改めて蕗の薹のエッセンスを摂り始めこのエッセンスを理解することを助けてくれました。
このエッセンスを摂っている間、毎日の生活の中ではいつもなら面倒だと思って後まわしにする仕事をさっさと済ませることができていました。
そして精神活動において私は過去を想いだしていました。それは、北海道へ初めて来たときのこと、Findhornへ行った17年前のこと、そして幼少期を通り越し、それ以前の宇宙に関する属性や過去が明らかにされつつあるのではないかと感じました。

きっとたくさんの過去生を地球で生きている筈ですが、
そして、何度も転生を繰り返してまで果たしたかったこと、見たかったものがあるのだと思いました。
ならば、それを思い出そう、そう思うに至りました。

過去(生)の記憶を呼び起こす
自分が何者であるのか、そして使命を思い出す

というキーワードが浮かびました。
ここで、私は蕗の薹のセッションを終えることにしました。

スージーは今に生きることが大切だと教えてくれました。
そう学んだそばから過去を掘り返した私ですが、こう思うのです。

私には、やりかけたこと、終わらせることができなかったことがたくさんありました。
消化できなかった食べ物は体内に悪い影響を与えます。
同じ様に、癒えていない傷、未消化だった感情や体験、経験もいつまでも私の気を引き続けるのだと思いました。
だから、痛みを癒し、言葉にすることで消化し、終わらせることが必要だったのです。
(消化もまた、第1、第2チャクラの働きです)

もうひとつ、過去を振り返ってよいことがあります。
それは振り返った時、歩いて来た道が見えるということです。
半信半疑でありながら、自身が求めたことにより導きを得て、困った時には助け舟に乗せてもらい、そうしてここまで進んで来たことがわかります。
“軌道”にのっているのだとわかります。

とは言え、これからはやり残しのないようその都度終わらせ、どんどん流してゆくつもりです。

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