中庭ノ空へ出かけました。
ライアーとは竪琴のような楽器なのですが、このライアーはとってもおもしろいのです。
屋久島で自ら作ったそうです。
直径60cmくらいある桜の板を彫って作られています。
表面の凹みと全体の彫り、弦を張るのもご自分でするのだそうです。
ギターのように箱形でなく一枚の板なので、体に乗せるとダイレクトに響きます。
その人に必要な場所で、必要な音を奏でてゆきます。
カフェの一角にヨガマットを敷いて、そこで受けるのですが、皆に見守られながら体験するというちょっと変わったスタイルです。
私の場合は、仰向けから始め、お腹>下腹部から股のあたり、うつ伏せになって肩・首>腰の順でした。
呼ばれて坐ると、喉が詰まっていることを指摘され、悪いものがよく抜けるというジェルクリームを首回りに塗布してからはじめました。
目を閉じてうつ伏せになってライアーの音の下にすっぽり入ると、包まれるような安心感でした。
終わると、腰から子どもの頃の記憶が抜けて行ったと教えてくれました。
辛い思いでなど、自覚はないのでなんだろう??と思っていましたが、特に上半身が軽くなりました。
しばらく、こどもの記憶がなんだったのかチューニングしてみると、わいて来た言葉がありました。
「私のことを忘れないで」そして数字の「6」
なんだかさっぱり心当たりがなくてどうしたものかと思っていたら、いすゞさんとの会話から、
「インナーチャイルドがいるんだね」と言われ腑に落ちました。
その子が私に存在を忘れないでと言っているのです。
その子が生まれたのは6歳の頃出来事からなのかもしれません。
待っている間、ちなみさんの抹茶ロールケーキとコーヒーをいただきました。
ロールケーキの生地がしっとりなめらかで、小豆餡が控えめな甘さ。
終わってから車麩カツ丼を。
雑穀米でこんなに美味しいご飯はなかなか無いです。
ひとつも残さず美味しくいただきました。
早めに帰るどころか、皆がずっと閉店まで。
写真を撮ることなどすっかり忘れてその場にいることを楽しんでいました。(写真は次回に)
次から次へとやってくる人とつながりを探しながらおしゃべりし、
その日持っていたほしのしずくの大地のエッセンスを試飲したり、ナマクワランドのエッセンスを試させてもらったりと、
自由な交流が生まれていました。
時々wakakoさんとクライアントの会話の中に、ハッとする意外性に富んだ内容が聞こえて来たりします。
歯には記憶がある、とか。
癒しの音色を奏でるライアーを作りに行くまでにwakakoさんが経験した困難は相当なものでした。
実はここへ来る前、今度開くワークショップの打合せが必要だと思い行って来ました。
その時、話しながらとっても緊張して時々心細さが顔に出そうになるのを感じていました。
相手の方は面識もあるし、何がそんなに緊張を呼んでいるのか自分でもわかりませんでした。
ふっと泣きそうになってしまいそうな顔が出てくるのです。
帰り道、子どもじゃないのになんで?と恥ずかしい気持ちで歩いていました。
こんなことでワークショップに来てくれた人の前で進行役をつとめられるのだろうか、と。
このコントロールできない感じ、時々体験していました。
これが、今日抜けて行ったインナーチャイルドの仕業だったのだということが、中庭ノ空をでる頃に気がつきました。
そしてこうして一日をふりかえって書いている今、それは自分のことを誰かに(わかってもらおうと)話そうとする時、この子どもが出てくるのだと。
そのことを端的に表現していたのはフィンドホーンで初めてトランスフォーメーション・ゲームをしたときに引いたSet Backのカードでした。
“You need to be always proving yourself to others at the expense of taking time to really listen and communicate”
しかも、今日Findhornに滞在していた頃の日記を本にしたものを、私がしていることの紹介として打合せの時見せていました。
この本には遠い昔のこととは言え自身の内面のことが書いてあり、自分で差し出した反面、理解されるのだろうか?どう思われるだろうか?と不安が頭をもたげたのです。
ライアーのヒーリングを受けた後に同じ本をいすゞさんが読んでくれていました。
その時にはこの子どもは抜けた後なので出てはきませんでした!が、時間が経つにつれ不安感が少しずつ声細りとして喉の違和感とともに出てきました。
ここで時間は遡ります。
セッションを受ける前、直子さんからナマクワランドのエッセンスをいただいていました。
この時湧いた言葉は「あなたの言葉を響かせなさい」でした。
この12本のエッセンスのコンビネーションは直子さんのために処方されたもので、「自分を信頼する」「断捨離」の意味を持っていました。
そして繰り返した言葉は「私のことを忘れないで」です。
そうしてこの理解に辿り着きました。
忘れてはならないのは、私は『四国カルスト』のエッセンスをここ一週間飲んでいました。
キーワードは「視野を広げ・全体を把握する」です。
このエッセンスが働いたことも明白でした。
いすゞさんとのコミュニケーションからいただいたのは「次に私はなにを学ぶべきか?」そして「いすゞさんから私が学ものは何か?」というものでした。
それは「目」に関すること、「思考としてではなく音楽としての言葉」でした。
そして最後に、もう一本フラワー・エッセンスを持っていることを私は思い出しました。
そのエッセンスについて私が知っていたのは、
薔薇の花、蠍座の満月のエナジーを持ち、名前はRebirth、
そして”ほしのしずく”の明子さんが自らの誕生日に作ったエッセンス、ということだけでした。
今朝届いたエッセンスを郵便受けからそのまま持って出て来たのでした。
今、このエッセンスを必要としているのが私かいすゞさんであることは確かでした。
二人で摂りました。莟がほころぶ様な感覚を味わいました。
大きなライアーを乗せられた体は古い身体ーいわば屍のようでもあり、
起き上がって感じたあの感覚もまた再生であったと思います。
話していて、私もそうありたいと思ったいすゞさんの生き方が、
wakakoさん、ちなみさん、そして今日中庭ノ空で出逢った皆さんの自然体で自由なそれぞれの生き方が、
このエッセンスを作った時に明子さんが降ろしたメッセージそのままであったことに驚きました。
家に帰ってから明子さんから教えていただいたメッセージ–
「完全に新しい時代を生きる!」と決めた人が、新たなスタイルが確立するまでの開拓期を創造的に乗り切る助け…みたいな感じです。
バラは満開のではなく、その朝開いたばかりの若い若いエネルギーが協力してくれました。荒削りだけど、ヤル気と生命力は無尽蔵…みたいな花…笑笑?
この日私が体験したのはJOYでした