Findhorn Flower Essences

今朝、Marionが旅だったことを知りました。
彼女が望んだというマントラを今夜はゆっくり捧げようと思います。
“Om Tare Tuttare Ture Svaha” 

この半年くらい、彼女の投稿には初期のフィンドホーンファウンデーションの写真や小さな頃の写真が続いていました。
小さな彼女の瞳はキリッとしていて意志が感じられ、男の子のように見えました。
けれども近況を知らせる写真に写る彼女は、淡くはかなげに見えました。

1998年に私が初めて出会った時の彼女は40代ではなかったかと思います。
フィンドホーンでのフラワーエッセンスカンファレンスを成功させた翌年だったと思います。日本への輸出も始まったばかりの頃です。
Touch the Earthのクラスで最初に作ったのはAppleのエッセンスでした。
その後旧オフィスでお手伝いさせてもらっていた時にはストックボトルを作ったりラベルを貼ったりしたことも。
ラギッドロビン、ヘアベルを作るところにも立会いました。
2003年の御岳ではグループでシャガを、その夏のGarden Weekでは再びヘアベルを。
2003年に訪ねた時には住居もオフィスもカラーンハウスに移っていました。
2015年にハンドブックの出版記念講演で呼ばれるように再会した時、「久しぶりにエッセンスに戻ってきてどんな気分?」と彼女は私に訊ねました。
長い間来日していなかったのですが、この時「私はやはりアジアでの縁ーー使命があると感じている」とも言っていました。
その秋の来日時には早稲田でエリカのエッセンスを皆と一緒に作りました。
その翌年体調を崩されたと記憶しています。

彼女にとって私はーー「何度か見たことがあるわね」という程度の生徒でした。私自身エッセンスを封印し長く離れていた時期もありました。
それでもこうして直接学ぶ機会に恵まれーー今私がこんなことをしているのは彼女から、そしてスコットランドの花々からの贈り物のおかげです。

思い返してみれば、私にとって人生における危機とも言える時期に助けとなってくれたのがフィンドホーン・フラワー・エッセンスでした。

フィンドホーンであなたと、そして花々に出会えたことに感謝します。
そして共に出会った縁ある人々に。
Om Tare Tuttare Ture Svaha