陰陽がその動きを止めるとき

重陽の節句ーー奇(陽)数の極である9の重なる日、その日に透明の中に黒い煙のたなびく石のエッセンスを作りました。
そこから陰と陽、白と黒から発生するドラマを見せられています。

チャン・イーモウ監督の SHADOW 影武者 。
いやあ、陰々滅々とした映画でした。
観に来ていたのはシニアの男性が多かったです。

あの手の映画が好き(現代舞台風の抑えた美術、聡く美しい女性、思考の形態)で選んだのですが、冒頭に八卦を占うシーンが出て来ます。
天沢履(うろ覚えなのですが、多分これだったと・・)
虎の尾を踏むが許される
この卦から始まる物語。
そして一部を占領された弱小国が強国との戦に勝ち領土を取り戻すにはーー今降っている雨が7日続けば戦に勝てるという兆し。

狡猾な王と野心を持つ都督、そしてその身代わり・影の三つのレイヤー(支配階級)。
あるいは男と女と自分を殺しアイデンティティを持たない者。
陽の剣に勝つには陰で対応するという光明を見出す。
登場人物は墨絵のような衣装を纏い、ただただ雨が振り続け陰気は極まってゆく・・
三つ巴の野心の相剋の末に影が天に成り代る。

楽しい映画では無いのでーー一般にお勧めできませんが、斬新な?琴の演奏には惹かれるものがありました。
やりすぎ戦略&戦闘シーンは中国映画のお決まりということで目を瞑ってください。

実は映画の前に中華のランチを食べました。
その時のエピソードも今思えば白と黒でした。
胡麻団子を頼んだ時、「白ですか?」と訊かれました。
とっさにーーえ?白餡なんてあるの?と思いながら「黒もあるんですか?」と訊き返すと黒もあるとのこと。
餡は黒の方が・・「じゃあ黒にしてください」と頼みました。
答えてすぐにあれ?ひょっとしてゴマのこと?黒ゴマの団子は食べたことは無いけど、と。
まあ出てくればどちらのことかわかるからいいか。
結果出てきたのは黒餡の黒ゴマをまぶした団子でした。

これも白と黒、、

Mooralla Smorky Quartz
その石を観たとき、黒い煙を”墨流しのような” と表現しました。
その石を選んだ理由は湖岸に対峙するエエンイワに似ていると思ったからです。
いただきに小さな突端がある山と似た石。
昆布岳と同じくニセコ陽と支笏湖陰の間に立つ山。
中庸の姿。

クリスタルを直接使ったヒーリングについてはこちらの記事に

エッセンスを使って見て起きたこと(初回)・・
交感神経にスイッチが入る
右かかと痛
ハート、ソーラープレクサス、セイクラルチャクラ
空・風
地に足が吸い付く
左足裏肩の反射区痛
Tom Michの Sunshineという歌が流れる
男性性と女性性の調整が行われ、全体の調和が取られたということのようです。

エッセンスの専門家にもリーディングをしてもらいました。
ますます興味深いです。

映画をみた夜から7日間、このエッセンスを再び使うことにしました。
昨夜はエッセンスをスプレーして寝るとたくさんの夢を見ました。
6チャプター覚えていましたが、その中で印象的だったものは・・


・不本意ながらイカでできた焼きそばを出され食べるが、ハツ(心臓?)など分けられたパーツは食べずに近くにいたおじさんにシェアした。
・変わった鍼治療を受けた。(二人掛かり、立ち姿勢で)
治療用の普通の鍼で最初に打たれるとそこから血が滲んだ。
次に糸のついた縫い針を助手が取り出すとこのような場合には使わないと言って取り出されたのは先端が割れる鼻毛カッターのような装置だった。
点々で円のようにあとが残りその円周からは細い神経のような糸がベロンと出たままになっていてそのままにするように言われた。
この時治療過程に同席してもらおうと夢の中でMAPのコーニングを開いていた。

今朝感じたことは
あの映画のような(陰と陽の相剋の繰り返し)ことをしていれば、それはそのままカルマになるだろうし、翻弄されその繰り返しから逃れられないだろうということでした。

しかし白と黒がバランスすれば元気ーー太極を表し、日本では鯨幕となります。
(鯨幕は葬儀だけでなく宮中では慶事にも使われるそうです)
白と黒は高貴な色とされ、正装もこの色です。
秋の彼岸に向けて拡張した陽の意識が落ち着くのを感じます。