World Unity

ロードデンドロン、シャクナゲのデーヴァのメッセージ。
フィンドホーン・ファウンデーションの創始者の一人、Dorothy Macleanの書いた本に載っているーー彼女が交流した植物の意識体からのメッセージを、現在フィンドホーンで過ごしているJudy McAllisterさんがシェアしてくださっている動画を見ました。
https://fb.watch/6cB0vswQ1c/
動画のロードデンドロンは樹形も見事に丸い形をしています。

2019年7月 万座高原の石楠花


数年前から、日本では石楠花として知られているロードデンドロンのことが気になっていました。
取り立てて個人的に”好き”という訳ではありませんでしたが、興味を持っていたのです。
この動画を見て、それらの気になるピースの一つ一つがAha momentとして府に落ちたような感じがしたのです。
そのことをFBでシェアした後、シャワーを浴びいつものようにUnknown Soundを歌っていると、チャネルしたのはスコットランド(ケルト)の音楽のようなメロディとリズムでした。
そして私の中でこの花のトリガーの一つであったMarionの意識に一瞬触れたように感じ、涙がこみ上げてきました。

彼女が亡くなる数年前にリリースしたスプレーにSacred Earthというものがありました。
そのスプレーには、7種のジェム・エッセンスとパロサント、サンダルウッド、そしてロードデンドロンのエッセンシャルオイルが使われています。
スプレーが世に出る前に、私自身この7種のジェム・エッセンスをブレンドして使っていたことがあったので嬉しかったことを覚えています。

Findhorn Flower Essencesの創始者であるMarion Leighさんと出会ったのは1998年の春でした。
その当時、彼女はGreat Invocation「大祈願」のためのイベントをメインサンクチュアリで開きました。
そこでは世界中の言葉でGreat Invocationが捧げられました。
私はその時、彼女に頼まれて日本語でその言葉を発したのです。


大祈願

神の御心(みこころ)の光の源より
光をあまねく人の心に流れ入れさせ給(たま)え
光を地上に降(くだ)らせ給(たま)え

神の御心(みこころ)の愛の源より
愛をあまねく人の心に流れ入れさせ給(たま)え
キリスト(至上の叡智)よ
地上に戻られ給(たま)え

神の意志、明らかなる中心より
大目的が人の貧(とぼ)しき意志を
導(みちび)かんことを
如来(にょらい)は大目的を知り
これに仕(つか)えたもう

我らが人類と呼ぶ中心より
愛と光の大計画を成させ給(たま)え
悪の棲処(すみか)の扉(とびら)を
封(ふう)じ給(たま)え

光と愛と力とをもて
地上に大計画を復興(ふっこう)させ給(たま)え

「光線とイニシエーション」アリス・ベイリー著

今こうして振り返り調べながら書いていて、これがアリス・ベイリーの著書に引用され、世界的に祈りの言葉として広まっているものなのだと知りました。

2020年5月ガーデンに開いたばかりの石楠花



Marionは満月の近い日によくエッセンスを作っていました。そして新月と満月の瞑想会も開いていました。Wesakの満月にUniversal Hallで作ったエッセンスも存在します。
晩年には仏教、あるいはチベット密教へ傾倒していたことも伺えましたが、実は当時から彼女の願いは変わっていなかったのだと気づいたのです。
それはFindhornという共同体の存在意義であり、彼女が遠くオーストラリアから目指して来た理由だったのだろうと感じます。
それこそがWorld Unityであったのだと思うのです。

7つのジェム・エッセンスはエソテリック・ヒーリングの7つの光線に由来します。
2003年のプラックティショナー・トレーニングやFindhornでのコースでこの光線についてレクチャーを受けましたが、それらは難解でした。数字と、星座と、光線の色とが私の知るそれらの一般的概念とは違う形で語られていたからです。
そのような訳で、Findhorn Flower Essencesのジェムエッセンスは、私にとってはまだまだ未知のエッセンスなのです。

これまでに何度となくフィンドホーンやMarionのことを思う時、見上げるような大木がたくさんのブラックヒルズの森で過ごした時間を思い出して来ました。ヒマラヤからスコットランドにやって来て根付いた木々。

フィンドホーンに行くたびにこの森にマリオンに連れて行って貰えた幸運と意味が今日わかった気がしたのでした。
旅をする木だと語ったジュディさんの言葉と、運んでくれてーー受け入れてくれてありがとうと言う花のデーヴァのメッセージ。
私の知る石楠花は高山でしか咲かずーー平地では花を咲かせるのは難しいというものでしたが、今では品種改良されて温暖な地域でもたくさん見られるようになりました。
World Unity World Peaceもまた、高嶺の花ーー理想ではなく平地に根を下ろし始めたのだと思えます。
気圧の変化に対応するレメディでもあり、縁を感じる植物です。
先日の新月にここ数年体験した6月の試練を思い出し、、
「6月、私は個我と葛藤せずーー spiritual path を進む」とアファメーションしたところでした。

今年4月いつも通る道すがら見つけた石楠花