湯治 4大元素による癒し

今年通い始めた草津、四度目の日帰り旅になりました。
一昨年大きなシフトがありそれまでの7年が終わったのを自覚し、
振り返るとそれは”自立と葛藤”という思春期の再来のようなフェーズだったのだと感じました。
celebrationのAngelがやってきた昨日ーー私には何を祝えば良いのかさっぱりわからなかったのですが、夜中に目が覚めてこうして書いているとなんとなく繋がりが見えてきました。

それまでに掲げていたものを手放してまた無からやり直し、
まさにゲシュタルト崩壊です。
そう感じて以来私は温泉にばかり行っていました。とにかく温泉に通って残っている古い観念を洗い流すしかないと思いました。
そうして最後に何が残るのか、何がやってくるのかを知りたかったのです。

私の思うアバンダンスーー豊かさとは何なのか、終わったフェイズの間ずっと考えていたけれど答えを探せど頭は真っ白でした。
それがたまたま観たアゼルバイジャンの動画の中にありました。
自然の中での自給自足的な農家の暮らしを見ていてハッとしました。
私にとってのアバンダンスとはこんな感じではないだろうか?
二十代の頃に惹かれていた世界です。
そして草津に来て、大地から湧出す湯の力に圧倒されました。
自然の大きな力ーー4大元素がもたらす豊かさです。

夏が来てライオンズゲートの只中で湧き上がったものは、やはりカスタムのSOUL WATER、あるいはUnknown Soundを役立てたい ーーというインスピレーションでした。
それらはわたしが宇宙と自然と人との間で関わることができる最良の何かだと思えるからです。
でもそれは、商売にするのではなくーー治療でもなく、願いや目的を叶えるためのものでもありません。
宇宙や森羅万象に遍く情報の橋渡しであり魂との間に流れる素粒子のようなものとのコミュニケーションだと思えます。
それをどう人と分かち合えば良いのか、方法を模索します。

しばらく続けた湯治の後に私の内に湧いてきたものでした。
ここからは一昨日のわたしに起きたことのシェアになります。

行き先を探していました。
残り少ない機会旅をするなら未だ見ぬ景色を見たいと思うからです。
けれども草津への道を眺めていたメロディが流れて来て、草津なのだとわかりました。
ガイドを迎えるとDepthのエンジェルでした。

いつものように下りの高崎線に乗り、高崎で吾妻線に乗り換えます
列車は4両で人もまばらです。
揺れに身を任せて窓の外を眺めていると父と祖母の晩年が思い出され涙が溢れました。
ふたりが亡くなって大分経ちましたが、なくした当時の気持ちが蘇った感じでした。
まだ泣きたい気持ちが残っていたのかとそのままに。
バスや電車に揺られているとよくこのようなスイッチが入ることがあるのですが、私だけでしょうか。
Depthのエンジェル、、今日の意味を理解しました。

バスターミナルから湯畑に面した有料の公衆浴場「御座の湯」へ。
今日は女湯が木の湯でした。
木造の湯殿は天井が高く無料の公衆浴場の2倍近くあり、壁も床も木で出来ています。
壁沿いにベンチがあるので体を休めながら何度も湯に浸かることができます。

万代鉱源泉と湯畑源泉のふたつの湯が広い檜の浴槽に掛け流しされています。
万代鉱の方が温度が高いです。
いつからか、湯に意識を合わせ耳を澄ませるといことをするようになりました。
湯に浸かる時、私の意識に何が起きているのか?


湯畑源泉

この湯の意識が我に話しかける
光に殉ずる魂よ
この湯に触れ光を取り戻すようにと

幾千の魂が降りてくる
流れ星のように降りてくる
魂は大気に触れ光を放つ
私は大いなる光がやって来るのを待っている

光の速度に意識を合わせよ

万代鉱源泉

潮、海の匂い 鳩尾に痛み
この湯が語る時私は遠い昔を思い出す
この地球に来た時のこと
切り立った崖に立ち海を見ていた
私の声は届かない
私たちはいつか星に還る

あー あー あー あー あー あー
喉の詰まり