moving on

仕事を辞める目処はついていますが、その日はまだ3ヶ月先。
それがベストだと自分で決めたのですが、それを全うするために「良い季節を我慢して見送る」ことを自分に強いていました。

でも宣言したことで状況は動きだし、自分のwantsにも気づいてしまい我慢ができなくなり、その調整が必要でした。
父と祖母と暮らしていた頃、「今一番何がしたい?」とたわいのないレッスン中の問いかけで聞かれた時、「北海道に行きたい」と口走っていました。
行かなければ始まらない、そう思っていたのに来年春までお預けか、と。
自分のニーズを後回しにしている事に気づいたので、受けようと思っていた講座の代わりに北海道で一人合宿する事にしました。
10月にしなければならないことは動かせない、しばらく考えて–ならば9月にそれを実現させようと思い、計画を立てました。

そうして天候は水星の逆行に入り、待てのサイン。
でもこの1ヶ月じっと待ってやっと動ける兆しを感じていた私は、なんでも良いから一石を投じる必要がありました。
ふと、身動きができないなら片付けをしようとふと思い立ち、使っていない仕事の荷物をまとめることにしました。
棚を占拠していた八年分の書類ファイルを取り出して箱詰めし、あとは蓋をして送るのみの状態にしました。
そして空いた棚に増えたエッセンスたちを収納しました。

すると、気持ちに変化が生まれました。
今まで通りの仕事を優先する状態になっていたから、しなければならないというロックがかかっていたのだと思います。
物理的に辞めたい仕事が占めていた空間を今したいことに明け渡したのです。
面倒に感じていた仕事じまいも前向きに進められそうです。

本当のところ、辞めて無収入になって危機的スイッチが入らなければいくらこのあとすることについて画策しても無駄だと心のどこかでわかってながら、でも、その時を怖がっていたのでした。
それが重要だとわかっていながら、信じ切れていないのです。
だから動けず膠着していたのだと思います。

いつもこういう時、「3分間待つのだぞ」と言われたが如く何かが動くのをじっと待っていたのだなという事にも気づきました。
けれども自ら石を投じなければ、少しでも動かなければ世界との会話が成立しないのだとわかりました。
ヘリオセントリック的に見れば、待てと言われているように見えるけど変わらず惑星は高速で進んでいるだけですし。(とは言え既に失言を連発、言葉には気をつけます)

自分のニーズに関して気持ちが動いた時期でしたが、次のテーマが。
舞い込んでくるリクエストや外から求められていることは自分のニーズとは違い、調整が必要なことがわかりました。
そして、そこで手放さなければならない感情も姿を表したところ。
それもこれもnext stepのカードセッションがきっかけでした。

少しずつ心も動かして、不要な澱を手放して行けるといいなと思っているところです。
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