Naturally Walk in Niseko, Hokkaido

2017年9月、再びニセコへ。
この先どうしていこうか?
その一歩に迷う時には自然の懐にかえる。
そんな訳で一人合宿です。

*クリックするとそのまま中身を読むことができます↓


Naturally』 Ryoko Yoshizawa著

9月のお彼岸あたりから始まるニセコ駅前のファンタジーな光景。
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倶知安駅がニセコ観光の起点です。
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泊まった宿は ONE NISEKO
キッチン付きスイートの長期滞在が可能なホテルです。

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煎茶堂東京

路上駐車の車と車の間に「煎」という字と真新しい店の一部が見えました。
お茶か煎餅かどちらかだろうと道を渡り店に入ると、胸の中で小躍りしました。
それは11/3に銀座にオープンしたばかりのお茶屋さんだったのです。

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店には誰もいなかったので、水出しの冷茶をたくさん試飲させていただき、お話もたくさん聞くことができました。
その店には20数種類の希少品種を含むお茶がラインナップされていています。
古くからのお茶屋さんの良さもわかっているつもりですが、そのお店独自の扱う茶葉の種類というのは普通そう多くはありません。
そしてお店によって味の路線に特徴があります。
自分の探しているお茶に出会うには産地や茶樹の好みを見つけることもですが、鼻をきかせてお茶屋さんと出会うところから始めなければなりません。
それが、この新しいタイプの茶屋さんではたくさんの茶葉を扱っているのでいいなと思えました。

パッケージには名前、産地、農園、蒸し、火入れ、そして味のレビューなど、情報が一目でわかるよう記されています。
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時代の流れとしても、統べられた国が自治国へと主権を取り戻す、あるいは個々の国を保ちながら連合として繋がると言うことが進んでいます。
コーヒーも、紅茶も、ブレンドすることの妙からシングルに目覚める流れがあります。
それぞれの個性を楽しむ。
けれども日本茶・煎茶と言う飲み物であることに代わりはありません。

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聞くと母体はデザイン会社なんだそうです。
樹脂製のお急須を開発していたり、マリアージュまで考えた茶菓子のラインナップまで。

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茶菓子に一番のおすすめは貴腐ワイン用のぶどうを使ったレーズン

もちろん、ブランド化するとお茶の価格としては割高にはなりますし贅沢品になりますが、関税の高い中国茶や紅茶と比べ日本茶はもともと安価ですし、もっと作る人へのリスペクトとして価値が与えられても良いのではないかと思います。
パッケージなどのデザインはその価値を引きあげることを助けますし、そのプレゼンテーション力も大きいなと改めて思いました。
洗練されたデザインも創造性という大きな力ですが、その内には職人さんや生産者の地道な努力があります。
引き上げた価値分、内なる人にも還元があることを願います。
それにしても、面白い時代になったなと思います。

煎茶堂東京  
green brewing
https://greenbrewing.jp

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植物からのサイン

今回の北海道・ニセコ滞在の少し前にシャクナゲの花のメッセージをキャッチしていました。
シャクナゲのホメオパシーのもつ性質は気圧・気候の変化に対応するというものでした。
そして、Rohdodendron Anpothogonという種の精油が使われているジェムから作られたエッセンススプレーにはEarthという名前が付けられていました。

そして滞在するホテルの近くにシャクナゲ岳という山があることから、北海道の山地にもヒマラヤに咲くような小さな黄花シャクナゲが咲くことを知りました。
そして、台風がくる直前にその近くの沼地を少しだけ歩いて見ました。

この滞在の後半、カフェで表紙に惹かれ一冊の本を手に取りました。
それがこの本です。
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わたしの草と木の絵本 
坂本直行 著
茗渓堂 (1976)

探すとキバナシャクナゲの花についても書かれていました。
大雪山をはじめ、道内の多くの山に見られるそうです。
初夏の山に咲く群落を想像しました。

明日には帰るという日に再び晴れた空。
そこで、近所にある秘湯 鯉川温泉 に行ってみることにしました。
国道添いに木の門があり、奥へと轍と桜並木が続いています。
川沿いの自然林の中にふと目を引く木がありました。
どっしりと太くまっすぐに伸びる幹に灰色の樹皮。
気になって写真に撮っておきました。
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帰宅してから写真の整理をして調べると、北海道モミと呼ばれるトドマツの木であることがわかりました。
そして妹が空港で見かけたというパンフレットをわたしに差し出すと・・
それはトドマツの精油を商品化した『フプの森』というシリーズのものでした。
フプ=トドマツ なのだそうです。
取り寄せた精油がこちら↓
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明るい兆し

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8.8 Full moon in Aquarius

今朝webで見たある山の写真から声を聞きました。

「この世界の行く先は明るいと信じなさい」

どっしりとした声でゆっくりと語ったのはとても大きな存在でした。

今月に入ってfacebook界隈ではライオンズゲートで盛り上がっていましたが、私自身は少し気が重く、睡眠のサイクルも崩れ、先のことはまだまだ見通せず–今自分の方向性を明らかにしたり人と共有することが困難だと感じていました。

でも、他のソースからも繰り返し耳にしたのは未来を信頼する・信じるということに関する情報でした。
中でもAREONからのチャネリングとして紹介されていたこのアファメーションが今の私にヒット。

“I trust the unknown potential within me” AREON
channeled by Jamye Price
このチャネリングに関する記事はこちら

少しモヤモヤしたトンネルに滞留していた空気が抜けたような、そんな感じがしています。
9月からは和楽フラワーエッセンスの初級講座に参加します。
そして北海道・ニセコで一人リトリートの予定です。
目の前に自らニンジンをぶら下げて、、8月は仕事に集中します。

16日、30日水曜は神楽坂に出勤します。
特にイベントはありませんが、スペースシェア(お茶・菓子付き1000)にてゆっくりくつろいでいただけます。
只今Indexのモニターも募集しております。
いらっしゃる場合は時間をおしらせください。

はり灸 治療入門編?

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治療室に入ると白衣を来たかおりさんが立っていました。

「今日はどんな感じですか?」
と体調を尋ねられ、
「昨夜夕飯を食べ過ぎてお腹いっぱいで朝から何も食べていません^^」
と答えました。
疲れていたのか”残す”という選択肢は無いものとばかり大盛りの上海焼きそばを平らげたのでした。
実際それが一番インパクトのあることだったのです。

ベッドに横に仰向けになると、最初に脈を診ます。
そして脈を整えるための針を何箇所か打ち、その後また脈診で確かめます。
それからいろんな部分を触りながらスススッとツボに針やお灸をしてゆきます。
瞬きが増えたので、ああ効いているのだなとわかります。
お腹にした後にはぐるぐると腸が動き出したのがわかりました。

針はとっても細く、ほとんどさしたのがわからないくらいの感覚です。
時々緊張してビクッとなって
しまいますが、私の場合は背面の肩甲骨の下から腰にかけて反応していました。
足とか手などされてもそれは起きないので、”恐れ”みたいなものがこのあたりにあるのだろうかと思ったり。
お灸は米粒のように小さくひねったもので燃え切る前に消してくれるので心配いりません。
(お灸はいろんな種類のものがあり状態に合わせて施術されます)

うつ伏せになってからは話をやめ、うとうとリラックス。
頭の方も触ってもらい、頭皮がぶよぶよすることを相談しました。
やはりむくみ体質や肩のあたりのこりの影響だろうとのことでした。

二度目にして再確認したのですが、このベッド、家のより寝心地がいいみたい。
アロマトリートメント用のベッドなのだそうです。
そしてやはり女性なので肥えたお腹や足をさらけ出してお任せできたり婦人科系の相談ができるのもいいなと思います。
治療を終え着替えると、お茶をいただきながらお話しました。
実はJourney onでもセルフケア講座をしていただこうとその相談も。
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そうして話していると、そういえば私更年期で、それから四十肩も・・とか痩せる針があったらやってみたい!とかボロが出だして。
追加でシールで貼るライプのはりと、食欲を抑える耳つぼにも小さな粒を貼ってもらいました。
皆そうだと思うのですが、我慢を重ねた挙句肩こりなどは常態化しているので、最近ではそのように施術の前に言うことさえ忘れてしまいます。
治療中からじんわりと、色々感じてはいるのですが、まだうまく言葉にできません。

もともとマッサージは定期的に受けていたのですが、この夏からははり灸にシフトして体とじっくり向き合ってみたいなと思っているところです。
何より、かおりさんの飄々としながらユーモアがあって、落ち着いた雰囲気がとても好きです。
ご自身も会社員時代に体調を崩された経緯で様々なトリートメントや精神世界のことも学ばれています。
マニアックなお話も聞けますよ^^
古民家の神楽坂出張所ではリピーター割引もありますので、詳しくはHPをご覧ください

古民家で鍼灸治療@神楽坂・西荻窪   はり灸  一香堂 hitokadoh
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喫茶遍歴 一

私と言う人間を形成した要素の一つが喫茶だと思っています。

けれども介護で忙しかった間、コーヒーはマシンで淹れ、お茶はティーバッグへ。
良子の部屋で「中国茶の間」を始めようと思いつき、久しく離れていたこの世界に触れました。
ちょうど蟹座新月とあいまって、私の欲求はこれだと思いました。
それは仕事としてすると言うことではなく、私の根本的な欲求だったのです。
「一人で静かに過ごしたい」
家族は仲間は大切な存在ですが、私とはそういう時間が必要不可欠な生き物なのだと。
昨日自分のために茶を淹れながら、そう自覚できました。

ですがそれはそれとして、
茶の間の主人としてみなさんそれぞれの茶会を体験していただけたらと思っています。
話し相手が欲しい方にはおしゃべりを。
そんな訳で、ここはひとつ、私を知っていただくために私と茶の馴れ初めを書いていこうと思います。

始まりは・・小学校低学年の頃に遡ります。
昔ー父の友人の奥さんがJAZZ喫茶を営んでいて、時折そこへ連れて行かれました。
漆喰の壁にモダンなインテリア。
レコードがたくさんあって、スピーカーからはベースの音がボンボン響くような曲が流れていました。
私が行くと作ってくれたのはアイスクリームの乗ったココアでした。
大人しくストローで吸いながら、父と奥さんの世間話を聞いていました。

その頃我家では、普段は和食でしたが、日曜の朝だけリーフの紅茶やインスタントコーヒーでパン食でした。
母が好きだったんでしょう。
母方の祖母もこだわりのものが好きな人でしたから。

高校生になると、花屋でアルバイトをするようになりました。
休憩時間に街をぶらぶらしていて見つけたのが大きな木の看板。
矢印の細い路地の奥を進むとまた看板。
ビルの裏手のようなところから地下へと階段を降りてゆきます。

ドアを開けると薄暗い空間にガス灯がともる焦茶のカウンター。
クラシックが流れる店内にはワイシャツに黒いベストの主人と男性客が一人。
私もカウンターに勧められて少し離れて座りました。

それまで、本格的な珈琲を飲んだことがありませんでした。
そこで、珈琲を注文。
目の前で店主が豆を挽いて、準備します。
無駄な所作がありません。
まるでお茶を点てるように決まった手順で美しく珈琲を淹れているその手元をじっと見つめて待ちます。

棚には名だたる窯のカップが並んでいて、壁には油絵、銀花と言う季刊の雑誌が並べてありました。
大宮の「茜屋」と言う店でした。
軽井沢が本店で、今ではあちこちに支店もあり有名ですね。
この名店も今は主人も入れ替わり、地下から移転してその濃さが薄まってしまいました。
ないものねだりです。

生まれて初めての苦い珈琲。
すするように我慢しながら飲んだことを覚えています。
当時、私の時給よりこの一杯の珈琲は高かったのです。
ですから頻繁には行けませんでしたが、この隠れ家へは大抵ひとりで、時折気に入った人を誘って通ったのでした。

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写っているのは今の店内ですが、以前のままのカウンターと店の半分はそのままに移築されています。

つづく

12月の予定

9月から始まる講座の日程の打診がありました。

いつものように内に問います。
大抵私の頭で考える最善とは違う答えが帰って来ます。

12月は打診された10日ではなく3日か17日にすべきだとの返答。
う〜ん、まだなんの予定も入っていないので理由はわかりません。

このような問答を20年近くして来て、その結果をまじまじと体験しましたので、こう言う時私のとる行動は決まっています。
内からの答えに従うのです。

そして講座は3日に決まりました。
その時ハッと気がついて、自分が参加したいと思っていた10000人の第九のページを確かめると、
練習日はチェックしたのに本番が12月3日でした。 。  。

色々問い直しましたが、講座は10日ではダメだとのことでした。
ですのでそのままにします。
第九に申し込みます。
講座にもコミットします。
どうなるのでしょう^^

なんのことはない、気が落ち着いていったら申し込むのを忘れ、気づいたら締め切りをすぎていました・・

アイヌモシリ(大地)とフッキ(花)

フキノトウは街育ちの私には特に好きな花ではなかったけれど、2年前私をニセコで迎えてくれて初めてエッセンスを作った花。
そしてこの春見入ってしまった中心の赤いニワトコの花。初めて見る花だと思ったら、それはよく知るスコットランドのエルダーと同じ花だった。
記憶をくすぐるフレッシュティーの青い香り。
シラネアオイは山登りをしていた頃一度は見にゆきたいと思っていた花。そして北海道-ニセコにもあるのだと最近知り、クリスマスローズがなんとなく気になるのはこの花に似ていたからだということもわかった。

仕事も何にもしなくていいと言われたらどうする?」
10日程前そう訊かれて口から出たのは「北海道に行きたい」という言葉。

ああ、もっと何かあるだろうともどかしく自分でも思うのだけれど、それ以外の言葉は出て来なかったのでした。
だから仕事を辞めることに加え、一度は北海道に行かなければ始まらないとも思っていてー
そう気づいた時、この映画のことを想い出したのです。
『kapiw(カピウ)とapappo(アパッポ) アイヌの姉妹の物語』
そして観に行ったのですが、、最初の30分くらいは忍耐でした。危うく席を立ちそうになりました。
映画として見ながら、技術的なことから内容に到るまで、様々な批判が胸に湧いてきました。
でも、フッキさんのムックリの演奏と、絵見さんのウポポ、素朴なトンコリの音色。
これを聞くためだけに来たのだと思いました。

映画を見た翌朝、母に家系のことを尋ねました。
祖父母は上京した後出会って結婚し、母は東京で生まれました。
祖母は富良野、祖父は札幌の出身だったそうでアイヌの血は流れていないようでしたがこの母を選んだのも過去生+その辺の理由かもしれません。
物心ついた時には、北海道への憧れがありました。

北海道一九九八

また様相が二つになって来ました。
宇宙か、地球か、この二つを繋ぐ記憶があり抜けているだけなのか。
まだ、何かが欠けている気がしています。
いえいえ、そうではなくて季節になると繰り返すこの感じ。
宇宙も北海道も帰りたい場所なのだと思いました。
ヤマブキのエッセンスを取っているこの頃、インナーチャイルドと相まってこの気持ちが刺激されているのかもしれません。

砂糖粒とビクトリアンショートケーキと紅茶と

埼玉より上って下って二子玉川へ。
こぢんまりとしたカフェでテーブルを囲んで初めてのホメオパシースタータークラス。
ナビゲーター ヤジマジュンコさんの話に耳を傾けました。。

ご自身のスクールで学んだ4年間の知識と自身が摂ってきた経験。
日々レメディを求めてくる人たちと対面し話すうちにいろんなことに気づいてゆき、本当の初心者に気軽に質問できるスタータークラスがあったらと思ったそうです。

私はといえば、ホメオパシーというものを初めて知ったのはオーストラリア行きの飛行機の中。
ドキュメンタリー番組でした。
プールいっぱいの水に1滴のエキス。
そんな気の遠くなる程希釈された水を染み込ませた砂糖玉。

次に出会ったのはスコットランド+イギリスに住んでいた頃でした。
耳鳴りがひどく、知り合いに勧められて薬局で買ったのが最初でした。
シリカではなかったかと思います。
フラワーエッセンスの師であるマリオンもホメオパスだったので、エッセンスの話の中に”マヤズム”という言葉を聞いたりしていました。
後に地域のドクターに”残念ながら、ここでできることは何もありません”と言われて帰ると、下宿先の家主のお婆さんが難聴と耳鳴りの人をサポートするNPO団体へ問い合わせ、取り寄せてくれた資料の中でイヤーキャンドルや他の民間療法と共に紹介されていました。
その時イギリスには王室のホメオパシーの病院があることも知ったのですが、結局学生生活に忙しく、通うことはありませんでした。

実は日本の民間療法にもホメオパシーと似た仕組みのものがある–風邪の時の生姜湯、暖かくして熱をだすこと–ひいては日本神話の中にもその源流とみられるものがあるというお話から。
偏らず、でも必要なことはきちんと伝える。
これが初めてのクラスとは思えぬ小気味良いテンポで話は進みます。

そしてあっという間に時間が過ぎ、お茶の時間。
スリランカのお茶でDIMBLA。
パンチがあって程よい渋みだけれど微かな清涼感。
酔貴妃のように、酔えそうなお茶。
フードスタイリストAKIKOさん特製スポンジケーキはお土産にいただいて帰りました。

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地球交響曲第八番

今朝早くお誘いを受けて、友人と観てきました。
映画は「樹の精霊の声、すなわち宇宙の声を聴く」というテーマから3つのエピソードを通して語りかけてきます。
私個人が響いたこと、見つけた縁について、忘備録として書きたいと思います。1-8B364F66-1CA9-41D4-B210-6EA499437441
シネマ・チュプキ・タバタ *小さなユニバーサルシアターです

奈良県天河大辨財天社に伝わる能面の復活と災害からの復興、宮司さんがおっしゃった、「私のしてきたことは全て間違っていたのか・・・もう一度やらせてください、と神様にお願いした」という言葉と、能楽師の方が面おもてをつけて見える世界について話したこと。
私も神社のお祭りで舞楽の奉納をした時のことを思い出していました。真っ暗で小さな穴から覗く世界。見えないけれど、足に感じる赤いもうせんと絲鞋しかいの擦れ、かがり火の明かり。面をつけるのは多くは走り舞ですが、それと平舞とではやはり感じる世界は違うのです。
雷に打たれ死んだ部分と苔に覆われた生きている部分が共存している楠の大樹。その樹の生い立ちを語ったのは能面打。
古い樹を能面打が彫る時、精霊ものせると言います。映画には出てきませんが、私の好きな円空仏も同じことだろうと思います。

ヴァイオリンのエピソード。川底から引き上げられた古い木、トウヒの樹から彫り出されたマリア像、ヴァイオリンとなって歌い、人に語りかける樹、そして震災・津波−様々な樹の記憶。
ひょっとしたら、ストラディヴァリウスは、Ringing Cedarのような記憶を持つ木から作られたのではなかろうか?
個人的な繋がりを手繰り寄せれば、私は材となる樹が生育するドロミテの山周辺を歩いたことがありました。
また、祖父は農学校の教師でしたが、ヴァイオリンを弾いていたと聞いています。新潟県の片田舎で、なんだかそぐわないような話です。息子二人と祖母を残して20代前半で戦死しました。祖母から聞かされた祖父の話は少なく手がかりがないのですが、なんとなく、祖父は宮沢賢治に憧れていたのではないだろうか?そんなことをふと思いました。

気仙沼、山と海の繋がりは憧れにも似たもの。それは畏敬の念。それを繋ぐのが川であり瀬織津姫であり人だった。そして熊野。天国と地獄を孕む海。人は自然に生かされている。

彼岸にこの物語を観たこと。
一年前、旅して私が聴いた木からのメッセージ。